2012年11月25日

記憶競技ルール変更の件(名前と顔)

現在、記憶力世界選手権のルール翻訳をやっております。前回はこちら
本日は現在のルールブックの7つ目に書かれている種目である、名前と顔。
旧ルールの訳は
世界記憶力選手権への道 競技「顔と名前」のルールと採点方法(愛の能力開花劇場)

原文は
http://www.worldmemorysportscouncil.com/Ten_Memory_Disciplines_2012_Revisions.pdf

なお、訳注は訳者の私見である。

7.名前と顔
(訳注:原文では「Names and Faces」となっていたのでこう訳した)
目的:名前とそれに対応する顔を記憶し、それを回答することに全力をつくす。

時間:
国内
記憶:5分
解答:10分

国際、世界選手権
記憶:15分
解答:30分

記憶
1.異なる人のカラー写真の下にその人の姓名が記載されている。
2.与えられる顔の数は世界記録の20%増しであるが、審判の判断もしくは1か月前までのリクエストにより増やすことができる。
3.写真は様々な民族からとっており、また名前は世界中の名前が入り混ざっている。
4.名前は顔立ちから選手の名前を導くのを防ぐためランダムに決められる。
5.名前は多くの異なる言語に用いられる名前(欧米、中東、極東、アフリカを含む)が使われる。
姓名はランダムに決められ(例:欧米人の姓に、中国人の名前が当てられる)、その名前はランダムに顔に割り当てられる。
6.Sue-Ellen や Barton-Smithのようにハイフンがついている名前は一部の地域(例:中国)では2つの名前と混乱してしまうため使わない。
いろんな民族、年齢、性別の人物の顔が使われる。国内大会といっても、個々の国へのバイアスが入っては行けない。
7.すべての国内、国際、世界の記録で、このルールに則っていないものは過去の大会記録との比較ができないため破棄される(2012年2月に告知済み)。
8.写真はA4の用紙1枚につき3行3列、A3の紙1枚につき3行5列表示される。
9.欧米のアルファベットを使わない選手(例、中国語、アラビア語、ヒンズー語)は希望する言語に翻訳するように大会1ヶ月前に申し出なければならない。

解答
1.選手は記憶した時と同じフォーマットに写真が表示されている紙をうけとる。ただし、名前は消され、写真の順番は記憶時と異なる。
2.選手は明確に正しい名前(姓もしくは名あるいはそれらの両方)を写真の下に書かないとならない。

得点
1.名を正しく書いた場合は1点が与えられる。
2.姓を正しく書いた場合は1点が与えられる。
3.名を正しく書いたのにかかわらず、スペルが間違えていた場合(例:Claireと書くべきところをClareと書く)、0.5点が与えられる。
4.姓を正しく書いたのにかかわらず、スペルが間違えていた場合(例:Smithと書くべきところをSmythと書く)、0.5点が与えられる。
5.得点は姓、名の何れかのみ書いた場合でも与えられる。
6.得点はすべての正解の名前を足しあわせていき、端数が出た場合は切り捨てる(72.5ポイントの場合は73ポイントになる。)
7.同点の場合は、勝者は名前が間違って書かれた数の少ない方とする。
(訳者注:以前は減点があったがなくなっている。)
posted by eksmin at 00:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 記憶 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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